2013年04月18日
待っていたよ
工房ミニ菜園では、 楽しみにしていたコデマリの花が咲き始めました。
この花が咲くと、春の盛りという気がします。
今日は汗ばむくらいの陽気になりましたね…
気がつけば四月も後半に入りました。
株いっぱいにこの花が咲き乱れる様子がまた楽しみです☆
2013年04月09日
紫外線対策の石鹸とローション作ります
明日の10日13:00~、丸亀町商店街のスターバックスの3階にあるNHKカルチャーの
分室にて、紫外線で傷んだ肌をいたわるための石けんとローションを手作りする教室を
開催いたします☆
ハーブのカモミールとヒースを使った石けんと、精油のラベンダーとパルマローザを
使ったローションを作ります。
それぞれのハーブが持つ役割をお話ししながら、一生モノのレシピでクラフトしますよ☆
もちろん、レシピも皆さんにお渡しいたします♪
直前ですが、興味がおありの方は、若干名の空きがございますので急ぎこちらへ
お問い合わせくださいね♪
ビビっときたら、新しい出会いのチャンスです☆
●NHKカルチャー高松
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_861114.html
2013年04月05日
コデマリ
工房ミニ菜園のコデマリの葉が、たくさん茂りました。
今年の蕾もたくさん見えています。
コデマリは、敬愛する祖母が庭に大きく茂らせていた思い出の花で、
いつも花の姿を見るのが待ち遠しいのです。
今年もたくさん咲きますように☆
2013年03月25日
2013年03月12日
動き始めています
工房ミニ菜園のブルーベリーの新芽がほころび始めました。
毎日の変化を眺めるのがとても楽しいです。
ブルーベリーだけでなく、コデマリも新芽が動き出しました。
寒さをしのぎながら休眠していた植物たちの、賑やかなアクビが聞こえてきそうな眺めです。
2013年03月11日
試作中につき
妹が編んだモチーフを母が藍染めして、こんなお花がデスクで花盛りです。
春ですね。
イベント用の限定商品を試作している途中です。
家内制手工業炸裂な日々。
イベントは東京にて開催されます。
詳細は後日改めてご案内いたします☆
2013年01月10日
高血圧対策の講座をしました♪
一月九日、NHK文化センター高松教室で、高血圧対策のハーブティーと精油の講座を開催しました☆
和やかな雰囲気の中にも、熱心にメモを取ったり写真を撮ったりして真剣な姿が見うけられ、いい雰囲気の講座となりました。
実際に、高血圧対策ブレンドのハーブをみんなでテイスティングしましたら、効果テキメン!!
血管が開いて、血流が良くなり、汗ばむくらいに身体が温まりました。
暖房の設定温度を2℃下げましたよ♪
次回は二月十三日に、花粉症対策として、免疫力を高めるのに役立つハーブと精油の講座を開催します。
残席わずかですので、受講のお問い合わせはこちらへ直接お願いいたします☆
◉ NHK文化センター高松教室
087-823-6677
講座名:「生活習慣病に効くハーブ」でお問い合わせくださいませ☆
2013年01月05日
今年最初の波乗りラジオ
今年最初の波乗りラジオが始まりました〜♪
私の出番のあいいろ日記コーナーは、12:30頃の予定です。
今日も楽しくまいりますよ☆
AMラジオ1449西日本放送ラジオです♪
電波の届く方はご一緒しましょう。
2013年01月02日
初詣はいつもの忌部神社
今年の初詣も、藍を日本で初めて産業的に栽培して染めていた、忌部氏のご先祖様を祀る忌部神社にお参りしてきました。
もう何度もお参りしているのに、御朱印をいただくのは今日が初めてです。
今年も、藍の仕事を一所懸命いたします、とお伝えしました☆
2013年01月01日
明けましておめでとうございます
明けましておめでとうございます☆
今年もどうぞよろしくお願いいたします!
イベントで着用している藍色工房のスタッフエプロン、今年は益々活躍する予定です!!
来月には早速、町田の小田急百貨店にまいります。
はりきって行きますよ〜♪
2012年11月03日
2012年11月01日
ホットジンジャー
冷え込む夜の仕事の友は、熱々のレモンジンジャーティーです。
ちょっとピリッとするくらいが暖まる気がして好きです。
今日も冷え込みますね。
一気に冬が来た感じです。
オリオン座も見えるようになってまいりました。
風邪をひかないように、温かくしてお過ごし下さいね♪
タグ :ジンジャー
2012年11月01日
クリスマス石鹸、熟成中☆
今年もクリスマス限定和三盆石けんをご用意しています。
ただいま、熟成庫でゆっくり熟成中です。
冬の冷たい空気に晒されるお肌をいたわるための
洗顔石鹸に仕上げました。
今年のアロマブレンドは、何とも言えない爽やかさです。
発売は11月中旬の予定です。
詳細のご案内まで、もうしばらくお待ちください。
2012年08月08日
藍染め石けん「ふたえ」制作秘話
今日は洗顔用石けんとして作っている藍染め石けん「ふたえ」の
制作時のお話しです。
この石けんは、当時とてもアンバランスなコンディションだった夫の肌を
何とか整えたくて考えたレシピが元になっています。
額や鼻の頭は多少脂浮きするくらいなのに、頬や目もと・口もとは極端にかさついて
かゆみを伴うほどでした。
適度に肌にうるおいを残すことに焦点を置いて、「いちまつ」より若干肌がしっとりと
落ち着く使用感をイメージしました。
ツバキ油を少し配合することで、サラリとした使用感をアップさせます。
この油はお湯にも冷水にも優れた洗浄力を発揮するオレイン酸が豊富に
含まれていて、オリーブ油の姉妹のような植物油ですが、オリーブ油に含まれる
スクワレンという保湿成分は含みません。
そのため、洗い上がりが少し軽い感じになるのです。
そこに、強力な保湿力を持つシアバターをバランスよく配合して、洗顔後の肌に
ごく薄いヴェールのような保護膜を張るような仕上がりになるようにレシピを
考えました。
季節の変わり目に、温湿度が微妙に変化することに敏感に反応する肌。
できるだけ肌にストレスをためないように、この石けんで洗顔するようにしたら、
夫の肌も健やかな状態を保てるようになりました。
藍染め石けんに配合する藍のエキスは全て私の実家の藍農園で無農薬栽培
している藍から作ります。
藍の刈り取りは夏が旬ですので、まさにできたての藍エキスが続々と到着して
専用冷蔵庫にスタンバイしています♪
香りづけには、やさしくて爽やかなラベンダー精油、エキゾチックなパチュリー精油、
明るい気分になれるレモンに似た香りのリツアクベバ精油をブレンドしています。
爽やかな気分で洗顔していただけたら嬉しいです。
熟成庫で眠っている乾燥中の「ふたえ」もいい香りを放っています♪
温湿度管理をしながら、いい具合に水分が蒸発できるように見守っています。
ところでこの石けんのデザインですが、これは藍染めの「段染め」という技法を
イメージしています。
藍色工房でご案内中の『あいあるタオル(段染め)』のアップがこんな感じです。
藍染めの瓶に布を浸す深さを順番に替えながら、色の濃さを染め分けます。
なかなか鮮やかで綺麗だと思いませんか…?
=================================
藍染め石けん「ふたえ」
=================================
制作時のお話しです。
この石けんは、当時とてもアンバランスなコンディションだった夫の肌を
何とか整えたくて考えたレシピが元になっています。
額や鼻の頭は多少脂浮きするくらいなのに、頬や目もと・口もとは極端にかさついて
かゆみを伴うほどでした。
適度に肌にうるおいを残すことに焦点を置いて、「いちまつ」より若干肌がしっとりと
落ち着く使用感をイメージしました。
ツバキ油を少し配合することで、サラリとした使用感をアップさせます。
この油はお湯にも冷水にも優れた洗浄力を発揮するオレイン酸が豊富に
含まれていて、オリーブ油の姉妹のような植物油ですが、オリーブ油に含まれる
スクワレンという保湿成分は含みません。
そのため、洗い上がりが少し軽い感じになるのです。
そこに、強力な保湿力を持つシアバターをバランスよく配合して、洗顔後の肌に
ごく薄いヴェールのような保護膜を張るような仕上がりになるようにレシピを
考えました。
季節の変わり目に、温湿度が微妙に変化することに敏感に反応する肌。
できるだけ肌にストレスをためないように、この石けんで洗顔するようにしたら、
夫の肌も健やかな状態を保てるようになりました。
藍染め石けんに配合する藍のエキスは全て私の実家の藍農園で無農薬栽培
している藍から作ります。
藍の刈り取りは夏が旬ですので、まさにできたての藍エキスが続々と到着して
専用冷蔵庫にスタンバイしています♪
香りづけには、やさしくて爽やかなラベンダー精油、エキゾチックなパチュリー精油、
明るい気分になれるレモンに似た香りのリツアクベバ精油をブレンドしています。
爽やかな気分で洗顔していただけたら嬉しいです。
熟成庫で眠っている乾燥中の「ふたえ」もいい香りを放っています♪
温湿度管理をしながら、いい具合に水分が蒸発できるように見守っています。
ところでこの石けんのデザインですが、これは藍染めの「段染め」という技法を
イメージしています。
藍色工房でご案内中の『あいあるタオル(段染め)』のアップがこんな感じです。
藍染めの瓶に布を浸す深さを順番に替えながら、色の濃さを染め分けます。
なかなか鮮やかで綺麗だと思いませんか…?
=================================
藍染め石けん「ふたえ」
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2012年08月06日
IKUNAS(イクナス:高松市花園町)で石けん教室☆
今日は高松市のIKUNAS(イクナス)という讃岐の素敵な漆器や手まりや
保多織(ぼたおり:讃岐に伝わる一子相伝の綿織物で、伝承者は現在1名のみとなりました)
を中心に、手仕事の素敵なアイテムを取り揃えているショップにて手作り石鹸教室を
開催させていただきました。
今日の参加者は11名様♪
そのうちの半数以上が子どもさんでしたので、これまた楽しい石けんができるだろうと
朝からワクワクしておりました(笑)
まずは、各種材料をビニール袋の中に量り分けます。
石けんの素になる「石けん素地」をご覧になって、驚かれる方が多かったです。
「石けんの素ってこんななんだ~~~。」
色も香りもついていない石けんをクズクズにしてあるだけのものですので、
物そのものは珍しいものではないのですが、初めて石けん作りをされる方にとっては
新鮮な代物なのですよね☆
本日のレシピのポイントはかなり濃いめに抽出したペパーミントティーです。
うっかり蒸気を吸いこんだら鼻がツンとなるくらい、たくさんミントの葉を入れました(笑)
肌を清潔に洗い上げたい夏の季節には嬉しい殺菌作用と、冷却作用があるハーブです。
本日の香りづけは、ラベンダーとレモングラスとペパーミントの精油(エッセンシャルオイル)を
ブレンドした、爽やかな夏仕様です♪
色づけはミネラル豊富でほんのり若草色のネトル(イラクサ科)の粉末を投入しました。
全ての材料を量り入れたら、石けん作りのクライマックス☆
思いっきりこねます。程よく体重をかけてこねます。20分間休みなくこねます。
最後の5分になるとみんな無口になります(笑)
練れば練るほど、ハーブの成分が石けん素地に行きわたっていい石けんになります。
コツは、手のひらの体温を石けん素地に伝えるようにしてこねること。
「こんなに石けん作りが大変だと思わなかったから、気安く参加申し込みしちゃった…」
「重労働やね、石けん作りって」
と、参加者の皆さんに20分コネコネ作業がことのほか評判となりました(笑)
コネコネ作業で汗をかいたあとは、お楽しみの形作りです。
袋から取り出した石けんのタネを思い思いの形に整えていきます。
今日のアイディア賞はこちら♪
ぶら下げて使えるように紐を持参した方がいらっしゃって、形を整えるときに
紐を上手に埋め込んで作られていました。
これはいいですね~~。便利そう!!
そして、今日も出ました!!キュートな石けんがペアーで仕上がっていました♪
クマさん☆片方は…髭があるのかな。いい雰囲気を醸し出しています…☆
ちなみに、形作った後の手洗いをしてきた皆さんが口々に
「手がスベスベ!!!!!!」
「手がいい香り!!!!!」
と楽しそうに言っておられた様子が、嬉しかったです。
コネコネした甲斐があったでしょ♪
というわけで、本日もみなさんの個性あふれる石けんが無事に出来上がりました。
ご参加いただきまして、本当にありがとうございました!!
今日から1週間は日陰でしっかり乾かしてくださいね~~♪
子どもさんたちは、「自由研究」の宿題にぜひご活用ください。
またお会いしましょうね☆
そして、ここへ来たら何かお買い物をしなくては損をした気分になってしまう私。
教室終了後、隅々までゆっくり時間をかけて眺め、自分へのご褒美に
手まりストラップを入手いたしました…♪
藍染めの刺しゅう糸でかわいらしくかがられているものをチョイス。
かわいい…♪
IKUNASさんにはかわいい手まりのストラップがたくさんありますので、お近くの方は
ぜひぜひご覧になってみてください。
●IKUNASのMAP
http://www.tao-works.jp/ikunas/toiawase/toiawase.html
遠方の方は通販もあるのです♪手まりは眺めるだけでも楽しいですよ~
●IKUNASのWEB SHOP
http://ikunas.tao-works.jp/
保多織(ぼたおり:讃岐に伝わる一子相伝の綿織物で、伝承者は現在1名のみとなりました)
を中心に、手仕事の素敵なアイテムを取り揃えているショップにて手作り石鹸教室を
開催させていただきました。
今日の参加者は11名様♪
そのうちの半数以上が子どもさんでしたので、これまた楽しい石けんができるだろうと
朝からワクワクしておりました(笑)
まずは、各種材料をビニール袋の中に量り分けます。
石けんの素になる「石けん素地」をご覧になって、驚かれる方が多かったです。
「石けんの素ってこんななんだ~~~。」
色も香りもついていない石けんをクズクズにしてあるだけのものですので、
物そのものは珍しいものではないのですが、初めて石けん作りをされる方にとっては
新鮮な代物なのですよね☆
本日のレシピのポイントはかなり濃いめに抽出したペパーミントティーです。
うっかり蒸気を吸いこんだら鼻がツンとなるくらい、たくさんミントの葉を入れました(笑)
肌を清潔に洗い上げたい夏の季節には嬉しい殺菌作用と、冷却作用があるハーブです。
本日の香りづけは、ラベンダーとレモングラスとペパーミントの精油(エッセンシャルオイル)を
ブレンドした、爽やかな夏仕様です♪
色づけはミネラル豊富でほんのり若草色のネトル(イラクサ科)の粉末を投入しました。
全ての材料を量り入れたら、石けん作りのクライマックス☆
思いっきりこねます。程よく体重をかけてこねます。20分間休みなくこねます。
最後の5分になるとみんな無口になります(笑)
練れば練るほど、ハーブの成分が石けん素地に行きわたっていい石けんになります。
コツは、手のひらの体温を石けん素地に伝えるようにしてこねること。
「こんなに石けん作りが大変だと思わなかったから、気安く参加申し込みしちゃった…」
「重労働やね、石けん作りって」
と、参加者の皆さんに20分コネコネ作業がことのほか評判となりました(笑)
コネコネ作業で汗をかいたあとは、お楽しみの形作りです。
袋から取り出した石けんのタネを思い思いの形に整えていきます。
今日のアイディア賞はこちら♪
ぶら下げて使えるように紐を持参した方がいらっしゃって、形を整えるときに
紐を上手に埋め込んで作られていました。
これはいいですね~~。便利そう!!
そして、今日も出ました!!キュートな石けんがペアーで仕上がっていました♪
クマさん☆片方は…髭があるのかな。いい雰囲気を醸し出しています…☆
ちなみに、形作った後の手洗いをしてきた皆さんが口々に
「手がスベスベ!!!!!!」
「手がいい香り!!!!!」
と楽しそうに言っておられた様子が、嬉しかったです。
コネコネした甲斐があったでしょ♪
というわけで、本日もみなさんの個性あふれる石けんが無事に出来上がりました。
ご参加いただきまして、本当にありがとうございました!!
今日から1週間は日陰でしっかり乾かしてくださいね~~♪
子どもさんたちは、「自由研究」の宿題にぜひご活用ください。
またお会いしましょうね☆
そして、ここへ来たら何かお買い物をしなくては損をした気分になってしまう私。
教室終了後、隅々までゆっくり時間をかけて眺め、自分へのご褒美に
手まりストラップを入手いたしました…♪
藍染めの刺しゅう糸でかわいらしくかがられているものをチョイス。
かわいい…♪
IKUNASさんにはかわいい手まりのストラップがたくさんありますので、お近くの方は
ぜひぜひご覧になってみてください。
●IKUNASのMAP
http://www.tao-works.jp/ikunas/toiawase/toiawase.html
遠方の方は通販もあるのです♪手まりは眺めるだけでも楽しいですよ~
●IKUNASのWEB SHOP
http://ikunas.tao-works.jp/
2012年08月04日
2012年8月のおススメの曲
今日は、毎月恒例のラジオ出演の日でした。
毎月第一土曜日に出演している地元の西日本放送ラジオ『波乗りラジオ まんぷくタイプ』で
「あいいろ日記」というコーナーを持たせていただいています。
ここではいつも、工房の様子や私自身の近況や気持ちなどをお話ししながら、
おススメのクラシック音楽を1曲選んでお届けしています。
8月の第一週とあって、美人ディレクターSさんのお召し物がすっかり夏バージョンでした☆
さて、今日お持ちした曲は…1曲に選べなかったので、作品群をそのままお持ちして
コーナーの頭からずっとBGMで流し続けていただきました。
スクリャービン作曲:『24の前奏曲』 作品11です。
Alexander Scriabin:24Preludes Op.11
作曲家として有名なラフマニノフとはモスクワ音楽院の同級生だったスクリャービン。
卒業演奏ではラフマニノフが首席、次席が彼だったそうです。
きらびやかな才能がしのぎを削っていた眩しい時代を思わせます。
この前奏曲集は20代のころに書きあげられて出版された、若さあふれる作品です。
いつも聴いていて、みずみずしさを感じます。
夏の、生い茂る木々の葉や明るい空の色や、涼しげな風の吹く海の景色なんかが
とても似合うように思います。
彼の、音楽への思いや自分の未来への期待と不安なんかが正直に表現された
のではないかと思いたくなるような音楽です。
この曲を聴くとき、PP(ピアニッシモ:ごく弱い音で演奏すること)の音を繊細に
表現できる人の手による演奏を選ぶようにしています。
そうした方が、この音楽のみずみずしさを心の底から素直に楽しむことができるから…
ということで、今回私が選んだのはアナトリー・ヴェデルニコフというロシア人ピアニスト。
音大を卒業してから少したった頃に、この方の録音が日本で大量に紹介されるようになり
度肝を抜かれました。
音色が澄んでいて、技術もとんでもなく高く、そして何より、音楽に対して真摯な演奏が
私の心を打ちました。
Anatory Vedernikovという名前を日本で知る人が少ないのは、ロシアが旧体制のころ、
この方が亡命しなかったから。
この方のご両親は1936年に粛清されてしまい、大変厳しい想いをしながら音楽の道を
進まれたピアニストだったのです。
若いスクリャービンの音楽への想いと、ヴェデルニコフの過酷な運命の中で研ぎ澄まされてきた
音楽への想いが、とても自然な形で昇華されている素晴らしい演奏です。
美しい音楽は、ただ美しいものだけを見聴きすれば生まれるとは思えません。
人の心の中の知りたくない闇や見たくない悲惨なことを他人事にせず、自分の意志で
引き受けて乗り越えようとする強さが裏打ちとならなくては、人の心を打つ音楽には
到達できないように思います。
ヴェデルニコフが演奏するこの24の前奏曲は、聴いているうちに心が素直になれて
元気が湧いてくるような気がするのです。
「ああ、私も頑張ろう」っていつの間にかガッツポーズしているような感じ…
業者さんとケンカしちゃったりすると、この曲集を聴きます(笑)
ラジオに話を戻しまして、この曲をBGMにしながら話題になったのは、今、工房で
毎日常備しているものについて。
それは、「塩飴」☆
全身白衣で肌を出さないようにして作業している製造スタッフの「熱中症防止」用に
事務所に置くようにしているのをお話ししました。
スタジオにもお持ちして、スタッフさんやパーソナリティーさんにおすそ分け(笑)
今日は塩サイダー味のキャンディーをチョイス☆
「あ、でも普通にサイダーの味っすよ」とスタッフさんが言うので
しばらく舐めていたらかなり塩っぽくなってきますよ~~とお話ししていたら
「ほんとだ、結構…塩…」
皆さんしばらく無言になりました…(笑)
爽やかなスクリャービンの音楽に乗ってサイダーの香りがよく似合う西日本放送ラジオの
ひとときでございました☆
今日のコーナーを終えてスタジオを後にし、ちょっとゆっくり目のお昼ごはんをいただきに
サンマルクカフェへ。
なんとなくチョコクロワッサンが食べたくて。←ご飯じゃないし
野菜が全然ない…と思いながら平らげました。
全国で一番野菜食べないのが香川県民だそうですが、私の場合は自宅の食事では
野菜の量が多いです。
こういう野菜のない食事は、外食のときだけですね~。
外食で野菜をたっぷり取ろうとすると結構お高くなってしまうのですよね…
その分夕飯で野菜をとりました♪
↓↓本日ご紹介したCDはこちらです↓↓
ロシア・ピアニズム名盤選-10 スクリャービン:24の前奏曲/プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第5番
今日も聴いてくださった皆様、西日本放送ラジオのスタッフのみなさま、ありがとうございました!!
また9月の第一土曜日に♪
毎月第一土曜日に出演している地元の西日本放送ラジオ『波乗りラジオ まんぷくタイプ』で
「あいいろ日記」というコーナーを持たせていただいています。
ここではいつも、工房の様子や私自身の近況や気持ちなどをお話ししながら、
おススメのクラシック音楽を1曲選んでお届けしています。
8月の第一週とあって、美人ディレクターSさんのお召し物がすっかり夏バージョンでした☆
さて、今日お持ちした曲は…1曲に選べなかったので、作品群をそのままお持ちして
コーナーの頭からずっとBGMで流し続けていただきました。
スクリャービン作曲:『24の前奏曲』 作品11です。
Alexander Scriabin:24Preludes Op.11
作曲家として有名なラフマニノフとはモスクワ音楽院の同級生だったスクリャービン。
卒業演奏ではラフマニノフが首席、次席が彼だったそうです。
きらびやかな才能がしのぎを削っていた眩しい時代を思わせます。
この前奏曲集は20代のころに書きあげられて出版された、若さあふれる作品です。
いつも聴いていて、みずみずしさを感じます。
夏の、生い茂る木々の葉や明るい空の色や、涼しげな風の吹く海の景色なんかが
とても似合うように思います。
彼の、音楽への思いや自分の未来への期待と不安なんかが正直に表現された
のではないかと思いたくなるような音楽です。
この曲を聴くとき、PP(ピアニッシモ:ごく弱い音で演奏すること)の音を繊細に
表現できる人の手による演奏を選ぶようにしています。
そうした方が、この音楽のみずみずしさを心の底から素直に楽しむことができるから…
ということで、今回私が選んだのはアナトリー・ヴェデルニコフというロシア人ピアニスト。
音大を卒業してから少したった頃に、この方の録音が日本で大量に紹介されるようになり
度肝を抜かれました。
音色が澄んでいて、技術もとんでもなく高く、そして何より、音楽に対して真摯な演奏が
私の心を打ちました。
Anatory Vedernikovという名前を日本で知る人が少ないのは、ロシアが旧体制のころ、
この方が亡命しなかったから。
この方のご両親は1936年に粛清されてしまい、大変厳しい想いをしながら音楽の道を
進まれたピアニストだったのです。
若いスクリャービンの音楽への想いと、ヴェデルニコフの過酷な運命の中で研ぎ澄まされてきた
音楽への想いが、とても自然な形で昇華されている素晴らしい演奏です。
美しい音楽は、ただ美しいものだけを見聴きすれば生まれるとは思えません。
人の心の中の知りたくない闇や見たくない悲惨なことを他人事にせず、自分の意志で
引き受けて乗り越えようとする強さが裏打ちとならなくては、人の心を打つ音楽には
到達できないように思います。
ヴェデルニコフが演奏するこの24の前奏曲は、聴いているうちに心が素直になれて
元気が湧いてくるような気がするのです。
「ああ、私も頑張ろう」っていつの間にかガッツポーズしているような感じ…
業者さんとケンカしちゃったりすると、この曲集を聴きます(笑)
ラジオに話を戻しまして、この曲をBGMにしながら話題になったのは、今、工房で
毎日常備しているものについて。
それは、「塩飴」☆
全身白衣で肌を出さないようにして作業している製造スタッフの「熱中症防止」用に
事務所に置くようにしているのをお話ししました。
スタジオにもお持ちして、スタッフさんやパーソナリティーさんにおすそ分け(笑)
今日は塩サイダー味のキャンディーをチョイス☆
「あ、でも普通にサイダーの味っすよ」とスタッフさんが言うので
しばらく舐めていたらかなり塩っぽくなってきますよ~~とお話ししていたら
「ほんとだ、結構…塩…」
皆さんしばらく無言になりました…(笑)
爽やかなスクリャービンの音楽に乗ってサイダーの香りがよく似合う西日本放送ラジオの
ひとときでございました☆
今日のコーナーを終えてスタジオを後にし、ちょっとゆっくり目のお昼ごはんをいただきに
サンマルクカフェへ。
なんとなくチョコクロワッサンが食べたくて。←ご飯じゃないし
野菜が全然ない…と思いながら平らげました。
全国で一番野菜食べないのが香川県民だそうですが、私の場合は自宅の食事では
野菜の量が多いです。
こういう野菜のない食事は、外食のときだけですね~。
外食で野菜をたっぷり取ろうとすると結構お高くなってしまうのですよね…
その分夕飯で野菜をとりました♪
↓↓本日ご紹介したCDはこちらです↓↓
ロシア・ピアニズム名盤選-10 スクリャービン:24の前奏曲/プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第5番
今日も聴いてくださった皆様、西日本放送ラジオのスタッフのみなさま、ありがとうございました!!
また9月の第一土曜日に♪
2012年08月02日
珍しいお客様
毎日暑いですが、暑さに体力が奪われているのは人間だけではないのかも
しれません…
と言いますのも、今日はこんな珍しいお客様が工房の玄関口にいらっしゃったからです。
大きなオニヤンマが、風に飛ばされるようにして玄関口のドアに激突し、
そのまま止まるところを探して羽の音をカサカサ立てながら飛んでいるところを
スタッフ太田が拾い上げて、ココに着地。
その後まったく動かないのです…
私が子どものころに見たオニヤンマは大きくて強くて、物凄く憧れました。
どうしても捕まえてみたくて3日かけて捕獲したけど、虫籠が小さすぎて、
その上にいらないちょっかいをして指を噛まれて、怖いやらかわいそうやらで
すぐに逃がしました。
そんな「王者」のイメージのオニヤンマですが、今日はまるで…
怖がっているようなさみしがっているような、不思議な雰囲気でした。
気になって仕方がない様子のスタッフ太田が両手ですくい上げると
手乗りオニヤンマ。
決してよくできた模型ではありません。
本物です。
このままの状態で、私が声を掛けようが、写真をバシバシ撮影しようが、
全く動じずに停まったまま…
太田が仕事に戻るため、別の場所に停まらせようとすると、不安そうに
ヨロヨロ羽ばたきながら、白山の方へ消えて行きました…
なんだかホロリと涙がこぼれそうになるほどさみしげなオニヤンマの様子でした。
何か言いたかったのかな…
虫の言葉が分かる道具があったらよかったのにね。
しれません…
と言いますのも、今日はこんな珍しいお客様が工房の玄関口にいらっしゃったからです。
大きなオニヤンマが、風に飛ばされるようにして玄関口のドアに激突し、
そのまま止まるところを探して羽の音をカサカサ立てながら飛んでいるところを
スタッフ太田が拾い上げて、ココに着地。
その後まったく動かないのです…
私が子どものころに見たオニヤンマは大きくて強くて、物凄く憧れました。
どうしても捕まえてみたくて3日かけて捕獲したけど、虫籠が小さすぎて、
その上にいらないちょっかいをして指を噛まれて、怖いやらかわいそうやらで
すぐに逃がしました。
そんな「王者」のイメージのオニヤンマですが、今日はまるで…
怖がっているようなさみしがっているような、不思議な雰囲気でした。
気になって仕方がない様子のスタッフ太田が両手ですくい上げると
手乗りオニヤンマ。
決してよくできた模型ではありません。
本物です。
このままの状態で、私が声を掛けようが、写真をバシバシ撮影しようが、
全く動じずに停まったまま…
太田が仕事に戻るため、別の場所に停まらせようとすると、不安そうに
ヨロヨロ羽ばたきながら、白山の方へ消えて行きました…
なんだかホロリと涙がこぼれそうになるほどさみしげなオニヤンマの様子でした。
何か言いたかったのかな…
虫の言葉が分かる道具があったらよかったのにね。
2012年07月31日
夏休みの宿題
長女の夏休みの自由研究は、
「藍のことをいっぱい調べて、のーとまるまる1冊を藍の本にする」ことに
決まっているのだそうです。
なかなかいいアイディアだと思います☆
私も適度に手伝いつつ進めていくことになりました。
・藍の植物としてのデータ(学名や科や原産地など)
・藍の栽培の歳時記
・藍染めの手順
・昔の日本で藍染めが使われていた様々なシーン
・薬草としての藍
こんな感じでまとめていくようになりそうです。
もうすでに、遊びの範疇でたたき染めも生葉染めも経験している長女にとって、
藍はとても身近な植物。
ネットに入れた生の葉から緑色のきれいな水ができて、その水が青っぽく
なる前に衣を浸して染めると、空色に染められることを単純に楽しんで
母と染めたりしていました。
染めた生地を何に使うというわけでもないようですが、染まるということそのものが
不思議で楽しいようです。
たっぷり時間のある夏休みだから、「不思議」に思っていることにゆっくり
取り組んでほしいと思います。
どんなノートができるのか、ちょっと楽しみです☆
「藍のことをいっぱい調べて、のーとまるまる1冊を藍の本にする」ことに
決まっているのだそうです。
なかなかいいアイディアだと思います☆
私も適度に手伝いつつ進めていくことになりました。
・藍の植物としてのデータ(学名や科や原産地など)
・藍の栽培の歳時記
・藍染めの手順
・昔の日本で藍染めが使われていた様々なシーン
・薬草としての藍
こんな感じでまとめていくようになりそうです。
もうすでに、遊びの範疇でたたき染めも生葉染めも経験している長女にとって、
藍はとても身近な植物。
ネットに入れた生の葉から緑色のきれいな水ができて、その水が青っぽく
なる前に衣を浸して染めると、空色に染められることを単純に楽しんで
母と染めたりしていました。
染めた生地を何に使うというわけでもないようですが、染まるということそのものが
不思議で楽しいようです。
たっぷり時間のある夏休みだから、「不思議」に思っていることにゆっくり
取り組んでほしいと思います。
どんなノートができるのか、ちょっと楽しみです☆
2012年07月30日
藍染め石けん「いちまつ」が雑誌に掲載されました☆
今日も暑い一日でしたね…。日中、車で走っていると、外気温が38度に達しているところもあって
その数字を見ただけでも汗が噴き出してきそうになりました。
それはそうと…
昨日ご紹介した藍染め石けん「いちまつ」が、千葉県の情報誌と愛知県の雑誌に
掲載されました!!
掲載されたと言いましても、記事ではなくて懸賞で石けんをご提供させていただいています♪
千葉県柏市の柏市立幼稚園協会誌の7月号☆
麦藁帽子がいい感じの女の子ですね。
それにしても、柏市ってたくさん幼稚園があるのですね…びっくりしました。
こちらは愛知県のナゴヤの女磨きマガジン【月刊KELLy(ケリー)】☆
おしゃれな表紙です♪
それにしてもこの特集気になります…女子酒場!!
ちなみに「女子」って何歳まで可ですかっ…!?
どちらも、巻末近くのプレゼント企画ページにてご紹介いただいています。
ちなみに、KELLyさんのページではこんな風です。
本誌を手に取られた方は、ぜひご応募くださいませ。
ちなみに、KELLyさんは、公式ウェブサイトでも応募できるようになっていますので
本誌がお手元にない方も…どうぞ♪
KELLy公式サイトプレゼント応募ページ
http://kelly-net.jp/present/index.html
やはり夏なので、さっぱり洗い上がる「いちまつ」をお届けさせていただくことにしました。
ご当選された方には心をこめてお届けいたしますので、どんどんご応募ください!!
大切に作ってお待ちしています♪
この夏をサッパリ爽やかに過ごすお手伝いができたら嬉しいです!!
ちなみに、今まで私や家族が懸賞で応募して当たったもので思い出深いのは、
FAX付きの当時最新の電話が当選したこと。
ポッキーの懸賞に母が軽い気持ちで応募して、すっかり忘れた頃に突然届いたのです。
「こういう懸賞って、本当に当たるんだね…」と家族みんなで妙にしみじみした記憶が
あります(笑)
もちろん、この石けんも本当に当たりますよ(笑)
その数字を見ただけでも汗が噴き出してきそうになりました。
それはそうと…
昨日ご紹介した藍染め石けん「いちまつ」が、千葉県の情報誌と愛知県の雑誌に
掲載されました!!
掲載されたと言いましても、記事ではなくて懸賞で石けんをご提供させていただいています♪
千葉県柏市の柏市立幼稚園協会誌の7月号☆
麦藁帽子がいい感じの女の子ですね。
それにしても、柏市ってたくさん幼稚園があるのですね…びっくりしました。
こちらは愛知県のナゴヤの女磨きマガジン【月刊KELLy(ケリー)】☆
おしゃれな表紙です♪
それにしてもこの特集気になります…女子酒場!!
ちなみに「女子」って何歳まで可ですかっ…!?
どちらも、巻末近くのプレゼント企画ページにてご紹介いただいています。
ちなみに、KELLyさんのページではこんな風です。
本誌を手に取られた方は、ぜひご応募くださいませ。
ちなみに、KELLyさんは、公式ウェブサイトでも応募できるようになっていますので
本誌がお手元にない方も…どうぞ♪
KELLy公式サイトプレゼント応募ページ
http://kelly-net.jp/present/index.html
やはり夏なので、さっぱり洗い上がる「いちまつ」をお届けさせていただくことにしました。
ご当選された方には心をこめてお届けいたしますので、どんどんご応募ください!!
大切に作ってお待ちしています♪
この夏をサッパリ爽やかに過ごすお手伝いができたら嬉しいです!!
ちなみに、今まで私や家族が懸賞で応募して当たったもので思い出深いのは、
FAX付きの当時最新の電話が当選したこと。
ポッキーの懸賞に母が軽い気持ちで応募して、すっかり忘れた頃に突然届いたのです。
「こういう懸賞って、本当に当たるんだね…」と家族みんなで妙にしみじみした記憶が
あります(笑)
もちろん、この石けんも本当に当たりますよ(笑)
2012年07月29日
藍染め石けん「いちまつ」秘話
今日の暑さは、昨日より少し過ごしやすく感じましたがいかがでしたか?
それにしても…夏は肌の清潔を保つのに工夫の必要な季節です。
私が藍染め石けん「いちまつ」を作ったときの頃も、そうでした。
この石けんのレシピの決め手は、汗をかいた後のベタベタ感を極端に嫌う夫に、
いかに爽やかに夏を過ごさせてあげることができるか、という点に焦点を当てたことです。
汗が苦手なだけでなく、肌も荒れやすい敏感なコンディションだったので、
洗浄力が極端に強いだけの洗顔料では満足してもらえません。
刺激の原因となる成分も、加えられません。
夫の肌と藍の相性が良いことはすでに分かっていたので、実家の藍農園の葉を
使ったエキスを配合することは決まっていました。
それから、冷水でもお湯でも優れた洗浄力を発揮する「オレイン酸」を豊富に含んだ
オリーブ油をベースにすることも早い段階で決定しました。
更に重要なのが、洗いっぱなしの肌をできるだけ爽やかに保つこと。
失った皮脂を補充するために、新たな皮脂が分泌されるメカニズムが肌には
備わっています。
だから、過剰に皮脂を分泌させないようにするには程よく油脂分を肌に乗せておくと
意外と爽やかな状態を保ちやすくなることがあるのです。
過剰に潤すとこれまた隠れ乾燥肌の原因になるので、要注意です。
ベースの植物油はかなりサッパリ系の配合をしておいて、仕上げにうっすらと
皮膚にごく薄い保護膜をかけておくようなイメージで素材を探して試作を繰り返しました。
シアバターでは重すぎる。
ホホバ油では軽すぎる。
ミツロウではやはり重すぎる。
スイートアーモンドではかなり物足りない。
そしてたどり着いたのが、カカオバターでした。
チョコレートの原料にもなる、カカオの実からとれる植物性のバターです。
重すぎず、軽すぎない。
サッパリとした洗い上がりにプラスして、肌がヒリつくような乾燥した感覚が無く、
快適な仕上がりになりました。
何より、この石けんをできてすぐに試してもらった夫が、
「めちゃくちゃいいね、この石けん♪」と喜んでくれたことが本当にうれしかったです。
更にこの石けんの特徴といえばデザインです。
今では藍色工房の顔となっているこの模様ですが、当時さまざまな試作品を
作っていたので、どの石鹸がどんなレシピだったのか分らなくならないように
自分でもあきれるほど時間を費やしてこの模様に仕込んだのが最初です。
そして、この見た目が楽しくて家族や知り合いに見せているうちにやめられなくなって
そのまま、今まで続いてしまいました…
私が一人で作っていた頃の「いちまつ」模様は、まだまだ完成度が低かったです。
今のようにきれいな模様で皆さんにお届けできるようになったのは、
今の工房スタッフの試行錯誤と取り組みの賜物です。
商品化するとき、この模様を採用することに迷いはありませんでした。
藍色が映える模様だったし、当時の私には「コスト」という概念が非常に緩く、
きれいな石けんの方がいい、としか考えていませんでした。
藍染めの藍を使用するのだから、日本の伝統文様をイメージできるデザインの方が
きっとお客さまも楽しんでくださると考えたのです。
実際に販売するようになってからは、化粧品業界のあらゆる方面から失笑を買うか
あきれられるかのどちらかだったこの模様(笑)
私が考えた通り、お客様にはとても楽しんでいただけましたので、このデザインを
廃版にすることなく続けてきました。
見て楽しく、使って嬉しい、藍色工房を代表する石けんになってほしかった。
今では、藍色工房の石鹸の中では男性のお客様が最も好んでくださる洗顔石鹸と
なった「いちまつ」です。
女性も、夏専用の石鹸としてご利用いただくことが増えてまいりました。
<この石けんで洗顔するときのポイント>
1、石けんで洗う前に、ごくぬるいお湯で余分な皮脂を流しておく。
2、石けんをあまり泡だてすぎずに手早く洗顔する。
3、すすぎを必ず冷水で行う。
この方法で洗っていただくと、かなりサッパリとした洗い上がりを実感していただけると思います。
現在のレシピは、考案した当初のものより香りが少し淡くなっています。
香りの好き嫌いは本当に人によって分かれるので、万人に好かれる香りづけというのは
実際には難しいのですが、「匂いがきつすぎる」というお声を連続して頂戴した時に
少し香りを和らげた改良レシピを作成し、それを今でも採用しています。
一人でも多くのお客さまに、この石けんを使うことで「ほっ」としていただけるように
ていねいにお届けしていきます。
藍染め石けん「いちまつ」【洗顔用】
それにしても…夏は肌の清潔を保つのに工夫の必要な季節です。
私が藍染め石けん「いちまつ」を作ったときの頃も、そうでした。
この石けんのレシピの決め手は、汗をかいた後のベタベタ感を極端に嫌う夫に、
いかに爽やかに夏を過ごさせてあげることができるか、という点に焦点を当てたことです。
汗が苦手なだけでなく、肌も荒れやすい敏感なコンディションだったので、
洗浄力が極端に強いだけの洗顔料では満足してもらえません。
刺激の原因となる成分も、加えられません。
夫の肌と藍の相性が良いことはすでに分かっていたので、実家の藍農園の葉を
使ったエキスを配合することは決まっていました。
それから、冷水でもお湯でも優れた洗浄力を発揮する「オレイン酸」を豊富に含んだ
オリーブ油をベースにすることも早い段階で決定しました。
更に重要なのが、洗いっぱなしの肌をできるだけ爽やかに保つこと。
失った皮脂を補充するために、新たな皮脂が分泌されるメカニズムが肌には
備わっています。
だから、過剰に皮脂を分泌させないようにするには程よく油脂分を肌に乗せておくと
意外と爽やかな状態を保ちやすくなることがあるのです。
過剰に潤すとこれまた隠れ乾燥肌の原因になるので、要注意です。
ベースの植物油はかなりサッパリ系の配合をしておいて、仕上げにうっすらと
皮膚にごく薄い保護膜をかけておくようなイメージで素材を探して試作を繰り返しました。
シアバターでは重すぎる。
ホホバ油では軽すぎる。
ミツロウではやはり重すぎる。
スイートアーモンドではかなり物足りない。
そしてたどり着いたのが、カカオバターでした。
チョコレートの原料にもなる、カカオの実からとれる植物性のバターです。
重すぎず、軽すぎない。
サッパリとした洗い上がりにプラスして、肌がヒリつくような乾燥した感覚が無く、
快適な仕上がりになりました。
何より、この石けんをできてすぐに試してもらった夫が、
「めちゃくちゃいいね、この石けん♪」と喜んでくれたことが本当にうれしかったです。
更にこの石けんの特徴といえばデザインです。
今では藍色工房の顔となっているこの模様ですが、当時さまざまな試作品を
作っていたので、どの石鹸がどんなレシピだったのか分らなくならないように
自分でもあきれるほど時間を費やしてこの模様に仕込んだのが最初です。
そして、この見た目が楽しくて家族や知り合いに見せているうちにやめられなくなって
そのまま、今まで続いてしまいました…
私が一人で作っていた頃の「いちまつ」模様は、まだまだ完成度が低かったです。
今のようにきれいな模様で皆さんにお届けできるようになったのは、
今の工房スタッフの試行錯誤と取り組みの賜物です。
商品化するとき、この模様を採用することに迷いはありませんでした。
藍色が映える模様だったし、当時の私には「コスト」という概念が非常に緩く、
きれいな石けんの方がいい、としか考えていませんでした。
藍染めの藍を使用するのだから、日本の伝統文様をイメージできるデザインの方が
きっとお客さまも楽しんでくださると考えたのです。
実際に販売するようになってからは、化粧品業界のあらゆる方面から失笑を買うか
あきれられるかのどちらかだったこの模様(笑)
私が考えた通り、お客様にはとても楽しんでいただけましたので、このデザインを
廃版にすることなく続けてきました。
見て楽しく、使って嬉しい、藍色工房を代表する石けんになってほしかった。
今では、藍色工房の石鹸の中では男性のお客様が最も好んでくださる洗顔石鹸と
なった「いちまつ」です。
女性も、夏専用の石鹸としてご利用いただくことが増えてまいりました。
<この石けんで洗顔するときのポイント>
1、石けんで洗う前に、ごくぬるいお湯で余分な皮脂を流しておく。
2、石けんをあまり泡だてすぎずに手早く洗顔する。
3、すすぎを必ず冷水で行う。
この方法で洗っていただくと、かなりサッパリとした洗い上がりを実感していただけると思います。
現在のレシピは、考案した当初のものより香りが少し淡くなっています。
香りの好き嫌いは本当に人によって分かれるので、万人に好かれる香りづけというのは
実際には難しいのですが、「匂いがきつすぎる」というお声を連続して頂戴した時に
少し香りを和らげた改良レシピを作成し、それを今でも採用しています。
一人でも多くのお客さまに、この石けんを使うことで「ほっ」としていただけるように
ていねいにお届けしていきます。
藍染め石けん「いちまつ」【洗顔用】