スキンケア&薬草おたくが藍を配合した洗顔石鹸を作り始め、会社まで立ち上げて奮闘中。

 

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Posted by あしたさぬき.JP at

2012年08月08日

藍染め石けん「ふたえ」制作秘話

今日は洗顔用石けんとして作っている藍染め石けん「ふたえ」の

制作時のお話しです。



この石けんは、当時とてもアンバランスなコンディションだった夫の肌を

何とか整えたくて考えたレシピが元になっています。

額や鼻の頭は多少脂浮きするくらいなのに、頬や目もと・口もとは極端にかさついて

かゆみを伴うほどでした。

適度に肌にうるおいを残すことに焦点を置いて、「いちまつ」より若干肌がしっとりと

落ち着く使用感をイメージしました。



ツバキ油を少し配合することで、サラリとした使用感をアップさせます。

この油はお湯にも冷水にも優れた洗浄力を発揮するオレイン酸が豊富に

含まれていて、オリーブ油の姉妹のような植物油ですが、オリーブ油に含まれる

スクワレンという保湿成分は含みません。

そのため、洗い上がりが少し軽い感じになるのです。



そこに、強力な保湿力を持つシアバターをバランスよく配合して、洗顔後の肌に

ごく薄いヴェールのような保護膜を張るような仕上がりになるようにレシピを

考えました。



季節の変わり目に、温湿度が微妙に変化することに敏感に反応する肌。

できるだけ肌にストレスをためないように、この石けんで洗顔するようにしたら、

夫の肌も健やかな状態を保てるようになりました。



藍染め石けんに配合する藍のエキスは全て私の実家の藍農園で無農薬栽培

している藍から作ります。

藍の刈り取りは夏が旬ですので、まさにできたての藍エキスが続々と到着して

専用冷蔵庫にスタンバイしています♪



香りづけには、やさしくて爽やかなラベンダー精油、エキゾチックなパチュリー精油、

明るい気分になれるレモンに似た香りのリツアクベバ精油をブレンドしています。

爽やかな気分で洗顔していただけたら嬉しいです。




熟成庫で眠っている乾燥中の「ふたえ」もいい香りを放っています♪

温湿度管理をしながら、いい具合に水分が蒸発できるように見守っています。



ところでこの石けんのデザインですが、これは藍染めの「段染め」という技法を

イメージしています。

藍色工房でご案内中の『あいあるタオル(段染め)』のアップがこんな感じです。



藍染めの瓶に布を浸す深さを順番に替えながら、色の濃さを染め分けます。

なかなか鮮やかで綺麗だと思いませんか…?


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藍染め石けん「ふたえ」

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Posted by ばんどーみき at 17:23Comments(0)石鹸のこと

2012年08月06日

IKUNAS(イクナス:高松市花園町)で石けん教室☆

今日は高松市のIKUNAS(イクナス)という讃岐の素敵な漆器や手まりや

保多織(ぼたおり:讃岐に伝わる一子相伝の綿織物で、伝承者は現在1名のみとなりました)

を中心に、手仕事の素敵なアイテムを取り揃えているショップにて手作り石鹸教室を

開催させていただきました。



今日の参加者は11名様♪

そのうちの半数以上が子どもさんでしたので、これまた楽しい石けんができるだろうと

朝からワクワクしておりました(笑)


まずは、各種材料をビニール袋の中に量り分けます。



石けんの素になる「石けん素地」をご覧になって、驚かれる方が多かったです。

「石けんの素ってこんななんだ~~~。」

色も香りもついていない石けんをクズクズにしてあるだけのものですので、

物そのものは珍しいものではないのですが、初めて石けん作りをされる方にとっては

新鮮な代物なのですよね☆




本日のレシピのポイントはかなり濃いめに抽出したペパーミントティーです。

うっかり蒸気を吸いこんだら鼻がツンとなるくらい、たくさんミントの葉を入れました(笑)

肌を清潔に洗い上げたい夏の季節には嬉しい殺菌作用と、冷却作用があるハーブです。



本日の香りづけは、ラベンダーとレモングラスとペパーミントの精油(エッセンシャルオイル)を

ブレンドした、爽やかな夏仕様です♪

色づけはミネラル豊富でほんのり若草色のネトル(イラクサ科)の粉末を投入しました。



全ての材料を量り入れたら、石けん作りのクライマックス☆

思いっきりこねます。程よく体重をかけてこねます。20分間休みなくこねます。

最後の5分になるとみんな無口になります(笑)



練れば練るほど、ハーブの成分が石けん素地に行きわたっていい石けんになります。

コツは、手のひらの体温を石けん素地に伝えるようにしてこねること。


「こんなに石けん作りが大変だと思わなかったから、気安く参加申し込みしちゃった…」

「重労働やね、石けん作りって」


と、参加者の皆さんに20分コネコネ作業がことのほか評判となりました(笑)




コネコネ作業で汗をかいたあとは、お楽しみの形作りです。

袋から取り出した石けんのタネを思い思いの形に整えていきます。



今日のアイディア賞はこちら♪



ぶら下げて使えるように紐を持参した方がいらっしゃって、形を整えるときに

紐を上手に埋め込んで作られていました。

これはいいですね~~。便利そう!!



そして、今日も出ました!!キュートな石けんがペアーで仕上がっていました♪



クマさん☆片方は…髭があるのかな。いい雰囲気を醸し出しています…☆


ちなみに、形作った後の手洗いをしてきた皆さんが口々に

「手がスベスベ!!!!!!」

「手がいい香り!!!!!」

と楽しそうに言っておられた様子が、嬉しかったです。

コネコネした甲斐があったでしょ♪




というわけで、本日もみなさんの個性あふれる石けんが無事に出来上がりました。

ご参加いただきまして、本当にありがとうございました!!



今日から1週間は日陰でしっかり乾かしてくださいね~~♪

子どもさんたちは、「自由研究」の宿題にぜひご活用ください。

またお会いしましょうね☆



そして、ここへ来たら何かお買い物をしなくては損をした気分になってしまう私。

教室終了後、隅々までゆっくり時間をかけて眺め、自分へのご褒美に

手まりストラップを入手いたしました…♪

藍染めの刺しゅう糸でかわいらしくかがられているものをチョイス。



かわいい…♪


IKUNASさんにはかわいい手まりのストラップがたくさんありますので、お近くの方は

ぜひぜひご覧になってみてください。



●IKUNASのMAP
http://www.tao-works.jp/ikunas/toiawase/toiawase.html



遠方の方は通販もあるのです♪手まりは眺めるだけでも楽しいですよ~

●IKUNASのWEB SHOP
http://ikunas.tao-works.jp/


  


Posted by ばんどーみき at 00:05Comments(0)石鹸教室

2012年08月04日

2012年8月のおススメの曲

今日は、毎月恒例のラジオ出演の日でした。

毎月第一土曜日に出演している地元の西日本放送ラジオ『波乗りラジオ まんぷくタイプ』で

「あいいろ日記」というコーナーを持たせていただいています。



ここではいつも、工房の様子や私自身の近況や気持ちなどをお話ししながら、

おススメのクラシック音楽を1曲選んでお届けしています。



8月の第一週とあって、美人ディレクターSさんのお召し物がすっかり夏バージョンでした☆




さて、今日お持ちした曲は…1曲に選べなかったので、作品群をそのままお持ちして

コーナーの頭からずっとBGMで流し続けていただきました。


スクリャービン作曲:『24の前奏曲』 作品11です。
Alexander Scriabin:24Preludes Op.11



作曲家として有名なラフマニノフとはモスクワ音楽院の同級生だったスクリャービン。

卒業演奏ではラフマニノフが首席、次席が彼だったそうです。

きらびやかな才能がしのぎを削っていた眩しい時代を思わせます。



この前奏曲集は20代のころに書きあげられて出版された、若さあふれる作品です。

いつも聴いていて、みずみずしさを感じます。

夏の、生い茂る木々の葉や明るい空の色や、涼しげな風の吹く海の景色なんかが

とても似合うように思います。



彼の、音楽への思いや自分の未来への期待と不安なんかが正直に表現された

のではないかと思いたくなるような音楽です。



この曲を聴くとき、PP(ピアニッシモ:ごく弱い音で演奏すること)の音を繊細に

表現できる人の手による演奏を選ぶようにしています。

そうした方が、この音楽のみずみずしさを心の底から素直に楽しむことができるから…


ということで、今回私が選んだのはアナトリー・ヴェデルニコフというロシア人ピアニスト。




音大を卒業してから少したった頃に、この方の録音が日本で大量に紹介されるようになり

度肝を抜かれました。

音色が澄んでいて、技術もとんでもなく高く、そして何より、音楽に対して真摯な演奏が

私の心を打ちました。



Anatory Vedernikovという名前を日本で知る人が少ないのは、ロシアが旧体制のころ、

この方が亡命しなかったから。

この方のご両親は1936年に粛清されてしまい、大変厳しい想いをしながら音楽の道を

進まれたピアニストだったのです。



若いスクリャービンの音楽への想いと、ヴェデルニコフの過酷な運命の中で研ぎ澄まされてきた

音楽への想いが、とても自然な形で昇華されている素晴らしい演奏です。



美しい音楽は、ただ美しいものだけを見聴きすれば生まれるとは思えません。

人の心の中の知りたくない闇や見たくない悲惨なことを他人事にせず、自分の意志で

引き受けて乗り越えようとする強さが裏打ちとならなくては、人の心を打つ音楽には

到達できないように思います。



ヴェデルニコフが演奏するこの24の前奏曲は、聴いているうちに心が素直になれて

元気が湧いてくるような気がするのです。

「ああ、私も頑張ろう」っていつの間にかガッツポーズしているような感じ…

業者さんとケンカしちゃったりすると、この曲集を聴きます(笑)



ラジオに話を戻しまして、この曲をBGMにしながら話題になったのは、今、工房で

毎日常備しているものについて。

それは、「塩飴」☆

全身白衣で肌を出さないようにして作業している製造スタッフの「熱中症防止」用に

事務所に置くようにしているのをお話ししました。



スタジオにもお持ちして、スタッフさんやパーソナリティーさんにおすそ分け(笑)

今日は塩サイダー味のキャンディーをチョイス☆

「あ、でも普通にサイダーの味っすよ」とスタッフさんが言うので

しばらく舐めていたらかなり塩っぽくなってきますよ~~とお話ししていたら

「ほんとだ、結構…塩…」

皆さんしばらく無言になりました…(笑)



爽やかなスクリャービンの音楽に乗ってサイダーの香りがよく似合う西日本放送ラジオの

ひとときでございました☆




今日のコーナーを終えてスタジオを後にし、ちょっとゆっくり目のお昼ごはんをいただきに

サンマルクカフェへ。

なんとなくチョコクロワッサンが食べたくて。←ご飯じゃないし



野菜が全然ない…と思いながら平らげました。

全国で一番野菜食べないのが香川県民だそうですが、私の場合は自宅の食事では

野菜の量が多いです。

こういう野菜のない食事は、外食のときだけですね~。

外食で野菜をたっぷり取ろうとすると結構お高くなってしまうのですよね…

その分夕飯で野菜をとりました♪



↓↓本日ご紹介したCDはこちらです↓↓

ロシア・ピアニズム名盤選-10 スクリャービン:24の前奏曲/プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第5番



今日も聴いてくださった皆様、西日本放送ラジオのスタッフのみなさま、ありがとうございました!!

また9月の第一土曜日に♪

  


Posted by ばんどーみき at 23:53Comments(0)メディア掲載

2012年08月02日

珍しいお客様

毎日暑いですが、暑さに体力が奪われているのは人間だけではないのかも

しれません…

と言いますのも、今日はこんな珍しいお客様が工房の玄関口にいらっしゃったからです。




大きなオニヤンマが、風に飛ばされるようにして玄関口のドアに激突し、

そのまま止まるところを探して羽の音をカサカサ立てながら飛んでいるところを

スタッフ太田が拾い上げて、ココに着地。

その後まったく動かないのです…



私が子どものころに見たオニヤンマは大きくて強くて、物凄く憧れました。

どうしても捕まえてみたくて3日かけて捕獲したけど、虫籠が小さすぎて、

その上にいらないちょっかいをして指を噛まれて、怖いやらかわいそうやらで

すぐに逃がしました。



そんな「王者」のイメージのオニヤンマですが、今日はまるで…

怖がっているようなさみしがっているような、不思議な雰囲気でした。

気になって仕方がない様子のスタッフ太田が両手ですくい上げると



手乗りオニヤンマ。

決してよくできた模型ではありません。

本物です。


このままの状態で、私が声を掛けようが、写真をバシバシ撮影しようが、

全く動じずに停まったまま…



太田が仕事に戻るため、別の場所に停まらせようとすると、不安そうに

ヨロヨロ羽ばたきながら、白山の方へ消えて行きました…

なんだかホロリと涙がこぼれそうになるほどさみしげなオニヤンマの様子でした。





何か言いたかったのかな…

虫の言葉が分かる道具があったらよかったのにね。




  


Posted by ばんどーみき at 19:54Comments(0)工房より