2012年06月30日
石けん作りのコツ☆その4(ドライハーブ)
石けん作りで楽しいのは、どんなハーブをコーディネートするか考えて
実際に配合するところです。
植物油の配合の方が使用感には遙かに重要ですが、作業的に気分が
盛り上がるのはやっぱりハーブや薬草に触れるところです~♪

それぞれの薬効とその組み合わせを考えて、デザインするようにレシピを作っていきます。
ここで大切なことがあります。
ハーブの薬効にはその根拠となる化学成分があるはずです。
その成分が油に溶けるのか、水に溶けるのか、アルコールに溶けるのか
知らないままでは、期待している効果を持つ成分をうまく石けんに活かせて
いないレシピになってしまう可能性がありますから注意しなくてはなりません。
<水溶性の成分の場合>
熱湯でハーブティーを淹れるときの1.5倍~3倍ほどの濃さの抽出液を
必要量準備し、完全に冷ましてから水の代わりに使用します。
<脂溶性の成分の場合>
ミルミキサーなどで微粉末にして、型入れ直前に適量加えてよく混ぜます。
少し手間をかけられる場合は、ドライハーブを石けんに配合する植物油に
1ヶ月ほど漬け込んで浸出油(インフューズドオイル)にしてから、ブレンド
するという方法も楽しいです。
<アルコールに溶ける成分の場合>
40度以上のウォッカにハーブを約1ヶ月漬け込み、配合前に鍋で沸騰させて
アルコールを完全に揮発させ、常温になるまで冷ましてから適量使用します。
水の半分くらい
水の代わりに全量を配合すると、速く固まり過ぎるなどの思わぬ展開に(笑)なることが
ありますので、型入れまでの経過に十分注意してください。
1カ月も待てない!!という方はかなり簡易な方法ですが、鍋に白ワインとハーブを
入れて蓋をし、弱火でことこと煮出したものを使用するという方法もあります。
薬効成分の抽出については、1ヶ月かける方法より少なくなりますが、素敵な使用感を
十分楽しむことができると思います。
※アルコール分を十分に揮発させずに水酸化Naを投入すると、急速に泡を立てながら
吹きこぼれるという事故が起こる可能性があります。
必ず、アルコール分は十分に注意してください。
たとえば、ヒース(エリカ)に含まれる美白成分の「アルブチン」を石けんに
たっぷり含有させたいなら、「アルブチン 溶ける」とキーワード検索をかけ、
何に溶けるのかを調べます。
すぐに水溶性だと分かります☆
そうしたら、しっかり熱湯で抽出して配合したらいいわけですよね☆
その前に…
ハーブの薬効とその根拠となる成分については、信用できるテキストで調べるのが
一番早いです。
藍色工房でご紹介している本は、とても丁寧に書いてくれています。

ハーブと精油の基本辞典
価格:1,995円(税込)
感覚だけで作るのもモチロン楽しいのですが、素材の植物油も薬草も
貴重な自然素材ですから、できるだけ有効に楽しみたいし、そうしてあげなくては
かわいそうな気もします。
仲良くなりたい人と出会ったとき、できるだけその人のことを知りたいと思いませんか?
そんな気持ちで自然素材と接することができたら、石けんレシピのクオリティも
自然に上がっていくのではないでしょうか…♪
実際に配合するところです。
植物油の配合の方が使用感には遙かに重要ですが、作業的に気分が
盛り上がるのはやっぱりハーブや薬草に触れるところです~♪

それぞれの薬効とその組み合わせを考えて、デザインするようにレシピを作っていきます。
ここで大切なことがあります。
ハーブの薬効にはその根拠となる化学成分があるはずです。
その成分が油に溶けるのか、水に溶けるのか、アルコールに溶けるのか
知らないままでは、期待している効果を持つ成分をうまく石けんに活かせて
いないレシピになってしまう可能性がありますから注意しなくてはなりません。
<水溶性の成分の場合>
熱湯でハーブティーを淹れるときの1.5倍~3倍ほどの濃さの抽出液を
必要量準備し、完全に冷ましてから水の代わりに使用します。
<脂溶性の成分の場合>
ミルミキサーなどで微粉末にして、型入れ直前に適量加えてよく混ぜます。
少し手間をかけられる場合は、ドライハーブを石けんに配合する植物油に
1ヶ月ほど漬け込んで浸出油(インフューズドオイル)にしてから、ブレンド
するという方法も楽しいです。
<アルコールに溶ける成分の場合>
40度以上のウォッカにハーブを約1ヶ月漬け込み、配合前に鍋で沸騰させて
アルコールを完全に揮発させ、常温になるまで冷ましてから適量使用します。
水の半分くらい
水の代わりに全量を配合すると、速く固まり過ぎるなどの思わぬ展開に(笑)なることが
ありますので、型入れまでの経過に十分注意してください。
1カ月も待てない!!という方はかなり簡易な方法ですが、鍋に白ワインとハーブを
入れて蓋をし、弱火でことこと煮出したものを使用するという方法もあります。
薬効成分の抽出については、1ヶ月かける方法より少なくなりますが、素敵な使用感を
十分楽しむことができると思います。
※アルコール分を十分に揮発させずに水酸化Naを投入すると、急速に泡を立てながら
吹きこぼれるという事故が起こる可能性があります。
必ず、アルコール分は十分に注意してください。
たとえば、ヒース(エリカ)に含まれる美白成分の「アルブチン」を石けんに
たっぷり含有させたいなら、「アルブチン 溶ける」とキーワード検索をかけ、
何に溶けるのかを調べます。
すぐに水溶性だと分かります☆
そうしたら、しっかり熱湯で抽出して配合したらいいわけですよね☆
その前に…
ハーブの薬効とその根拠となる成分については、信用できるテキストで調べるのが
一番早いです。
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感覚だけで作るのもモチロン楽しいのですが、素材の植物油も薬草も
貴重な自然素材ですから、できるだけ有効に楽しみたいし、そうしてあげなくては
かわいそうな気もします。
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自然に上がっていくのではないでしょうか…♪
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テレビ「知っとこ!」「笑ってコラえて!」「魔女たちの22時」「グラン・ジュテ」で
紹介された元祖藍染めスキンケア洗顔石鹸の藍色工房はこちらです☆
http://aiironet.com/
ウェディング用プチギフトやお中元・お歳暮などのご贈答のご相談もご遠慮なくお聞かせくださいませ☆

藍色工房のFacebookページもちらっと覗いてみてくださいね☆
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Posted by ばんどーみき at 22:40│Comments(0)
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