～藍の石鹸屋さん 藍色工房の裏庭～

なんて言うんでしょうか・・・

自画自賛って言われちゃうんでしょうか。

でも、言いたいんですよ。




作り手の眼をできるだけなくして、第３者の目で見ようと必死で努力してますが、





ごめんなさい。




これは本当に、どう見てもかっこいいです。





倉敷の職人さんの帆布を藍で染めてみました。

帆布は本来、水にぬれても大丈夫なようにむちゃくちゃ丈夫に織られているため、

甕につけると「ぴしぃぃぃぃぃっ！！」と板のように固く締まっちゃうんです。



それを、母が、あれこれ手を尽くし、帆布さんをなだめすかし、

「スピード命！！」と言われている平成の世の中とは思えぬほどの時間をかけて

とっくりとこっくりと染め上げたんです。



そもそも、「帆布は染まらんでわ。」と徳島の地元でも言われているくらいなので、

これを染めようと思うこと自体が、ちょっと変な工房なんですよね。




でも・・・どうしても染めたかったんです。

だって、帆布が藍色に染まっていたら絶対にかっこいいんだもの。

絶対に。



江戸時代、火消し屋の男たちを火の粉から守っていた半纏が、藍で染めた帆布で

仕立てられていたそうです。

ただでさえ丈夫な帆布を、さらに藍で染めると、燃えにくくなるんだそうです。

江戸時代の人が染めていたんなら、絶対に染められるよ。

絶対に。



ということで、大量にはできないけれど、ちゃんと染めました。

丈夫な帆布だから、長く使えるし・・・

藍で染めたらもっともっと長く使えるだろうし・・・




ということで、できたのがジーンズでもおしゃれ雑貨でもなくエコバッグ（笑）


ついでなんで、バリエーションをもう一つ☆



上記のような理由で、たくさんは作れないから、直販のみの取り扱いで

スタートします。

６月くらいまでにはネットショップで販売をスタートする予定です。

あと、５月３１日からスタートする展示会でも１週間ほど展示即売する予定です。

（このイベントのお知らせは、また後ほど♪）



火消し屋の男たちを守った藍染めの帆布で、地球を守ろう
（なんかムダに壮大なイメージ・・・）



それにしても、画像じゃ全然伝わりませんね～～～。

藍染め帆布のかっこよさが。←軽く萎える

実物は凄いんだけどなぁ。

私の写真の腕が悪いのかな？一眼レフを買った方がいいのかなぁ。

一眼レフ・・・欲しいなぁ・・・←自分の腕を棚上げして膨らむ物欲