2008年01月16日
オリーブの育つところ
昨日のブログから続いております。
ところで、今年オリーブ植樹100年を迎える香川県ですが、
100年前、いったいなぜ香川県でオリーブを植えることに
なったのでしょうか・・・
当時の農商務省が試験的にオリーブを植えたのが、香川県と
三重県と鹿児島県でした。
江戸時代から薬用として輸入されていたオリーブオイルですが、
試験栽培がはじまった明治41年の目的は、イワシやマグロなどの
油漬けのための油を自給するためだったそうです。
3年たって、試験場のオリーブが根付いていたのが香川県の
小豆島だけだったのだそうです。
降水量が少なく日照時間が長い、寒暖差も穏やか、湿度が低い。
こうした瀬戸内地方特有の気候条件が、オリーブにとって快適なものだったのでしょう。
この気候は、イタリアやギリシャ、トルコなどのオリーブの産地として知られる
ところと条件が近いのは、すぐに気がつくところだと思います。
さてさてさてさて・・・・・ここからは私のちょっとした仮説です。
オリーブの名産地は、良質な石けんの産地とも一致します。
オリーブが育ちやすい気候条件は、自然乾燥させて作る石けんにとっても
最適なものなのです。
特に湿度は重要で、高すぎても低すぎてもよい石鹸ができません。
日本の中で唯一オリーブが根付いたところなのであれば、
自然乾燥させて作る手作り石けんを作る場所としても、
日本国内では最も向いているのではないかということを思っているわけです。
湿度は全国平均より3%低く、石けん作りにはいい感じです。
香川県に旅行に来たら、うどんを食べて屋島の上から瀬戸内海を眺めて、
金毘羅さんに行って、栗林公園に行って、津田の松原に行って、
上質の石けんを買って帰る・・・なんてことがスタンダードになったら
面白いのにな~~~と妄想をふくらませております。
そうそう、オリーブの産地で良い石鹸ができたもう一つの理由について
つけたしをば。
石けんを作る際に植物油中の脂肪酸を「けん化(石けんにすること)」
させるために用いたアルカリ剤の素となる「灰」を作るバリラという多肉植物が、
オリーブとともに良く育ったそうです。
自然って、よくできているな。と、思うのです・・・・
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使い心地は、これからです。 (笑)
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