～藍の石鹸屋さん 藍色工房の裏庭～

夢の中で、先輩が歌うんです。

学生の頃の先輩が、数カ月に一度、私の夢に出てきて、

十八番の歌をカラオケで歌うんです。



瀬戸の花嫁。

瀬戸は日暮れて　ゆうなみこなみ
あなたのもとへ　お嫁に行くの



かわいらしい歌詞です。

初々しい小柳ルミ子さんの歌声を想像される方ばかりだと思います。



しかし。

先輩の声は野太いです。

そして、悲壮なまでの緊迫感が漂っています。

この歌詞で。



だって、メロディーが「宇宙戦艦ヤマト」なんだもん。

歌詞は瀬戸の花嫁だけど、メロディーは宇宙戦艦ヤマト。



瀬戸は～～～　　日暮れて～～～～～　タタタタ～～～ン
ゆうな～～～み　こなみ～～～～～　　　テテテ～～～ン
あなた～～～のもとへ～～～　　タ・タ・タ・タ・タ・タ～～～
お嫁にゆ～く～の～～　　　　っテテ～～～～ン　テテテテッテテ～～～ン



この夢を見て目覚めた日は、一日中この歌が頭の中を駆け巡っています。

超合金の白無垢。

険しいひし形のまなざし。

サーチライト完備の小舟。

隙のない敬礼で決然と見送る人々。

全く穏やかでない瀬戸の花嫁の風景が、一日中私の目の前をちらつくのです。



馬鹿みたい・・・ああ・・・



ちなみに、この歌は逆バージョンもできます。←全く無駄な情報だ

宇宙戦艦ヤマトの歌詞で、瀬戸の花嫁のメロディー。



さらばっ　　ちきゅうよっ
たびだ～～～つふ～～ね～～は～～～～～～～
うちゅう～せん～か～ん～～～～
やまと～～　や～ま～と～～～


 
みなさんも、気晴らしにどうぞ・・・・