スキンケア&薬草おたくが藍を配合した洗顔石鹸を作り始め、会社まで立ち上げて奮闘中。

2009年09月12日

アーティストという職業がない国

ここ数日、寝る前の30分の読書に選んでいる本の中で、とある国の黒人女性が

オランダの美術館で清掃の仕事についていて、その美術館で展覧会を開くことに

なった日本人女性が会話した時のエピソードが記されていました。



「私は、この国に来るまで『アーティスト』という職業があることを

知りませんでした。」

と語る黒人女性の話に驚く日本人女性。



「衣食足りて 礼節を知る」

という言葉は古くからあります。

「衣食」がいつまでも足りないなら、心の充足や平安のための仕事というのは

成立しないのが当然。確かにそうなんだ。



最近、ミクシーの中で同級生が書いた日記が気になっていて

「日本の義務教育から音楽の授業が消えていく」という内容でした。

私は学校で歌うのが大好きだったし、とてもいい刺激をたくさん受けたから、

子供を持つ親の身としては何としても避けたい事態。



だけど。



国の抱えている借金の額を考えると、もう止めようのないところに

いるのも確か。

借金だけじゃなく、食料の自給率や保険制度の仕組みやもろもろの

「ホントの事情」を見渡すと、教育の現場に「余裕」を持たすことが

できなくなっていくのは明白。



試しに、気になる方は、国の借金総額を「先進国」といわれている国々と

見比べてみてください。

驚愕の結果が出ます。



だから、政治家に石つぶてを投げるだけじゃ解決しないんです。



短絡的な人たちが、「子供たちに歌わせている暇があったら、金の勘定の

仕方を教えろ」っていかにもいいそうな時代なんです。すでに。



今いる場所で、今の自分で、考えてできること、協力し合える人、

効果的に提案できるところ、そういうことをどんなに小さなことでも

コツコツ「自分で」進めていく人から、本当の自由が手に入る時代に

もうすでに突入しているかもしれません。



NOということは、自分の意見を明らかにするために重要。

その先に、自分が何ができるかを説明することがさらに重要だということを

大人たちが実行して子供たちに見せていくことが一番大事なのだろうなと

思います。




日本から、アーティストという職業がなくなることなんて絶対ないよ。

絶対に。

ピンチはチャンス。大和魂の底力、見せどころの時代じゃないでしょうか。

貧しくても豊かな国だってあります。

裕福でも哀しい国だってあります。




なんか今日は文章がうまくまとまらず、断片的ですみません。

私はとにかく、日本に失望してません。←困ったトコはいっぱいあるけど

義務教育の現場に、音楽も美術も取り戻そう。少し時間をかけてでも。
アーティストという職業がない国


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Posted by ばんどーみき at 18:18│Comments(2)徒然と
この記事へのコメント
普通課の学校に入学し、2年生から選択で理数にすすみ突如『芸術・体育・家庭科』の授業が激減した・・・経験者ですよ。

うちみたいな阿呆は、芸術で心癒されに学校行っていたのに、何が悲しくて数字や横文字や暗号ばかりをながめにゃいかんのか・・・と嘆いていましたよ(笑)。

結局3年生の3学期はテスト受けに通学したのみで(インフルエンザに2回かかったのも原因)卒業しちまいました。

救いは、部活が歌舞伎やったから芸術が身近にあって助かった???
そして、今や人生の半分以上の時間をつぎ込んでしまっている。

まずは、心を豊かにする教育を目標にしていただきたいですね!!
Posted by 秀一郎 at 2009年09月14日 14:34
秀一郎さん
うん、心を豊かにする教育、大人が忘れないようにしないといけないですね。
もしかしたら将来、「部活」は学校から帰った後、地域の大人たちが子供たちの育成のために担う活動になってたりして。
Posted by ばんどーみきばんどーみき at 2009年09月15日 23:43
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